生産者から

北部

ピエモンテ州

FRATELLI GIACOSA(フラッテリ・ジャコーザ)

“ワインの品質は畑で決まる”を基本理念とし、各ブドウ品種に適した条件(気候や土壌など)を備えた畑を的確に選び、あらゆる外敵からブドウを守り、こうして収穫されたブドウの持つ性質を歪めることなく最大限に引き出すことに彼らは常に力を注いでいます。

FRATELLI GIACOSA(アジエンダ・アグリコーラ・ロベルト・サロット)

現当主のロベルト サロットは、年間生産量6,500万本というピエモンテの大規模な醸造所の醸造長と、同時にガヴィにある生産者組合のジェネラル マネージャーとして活躍していましたがそれらを辞し、自分の畑を所有し質の高いワイン造りを行っています。

かつての大規模醸造所や生産者組合での経験や人脈を活かしながら、少しずつ畑を買い足し現在では約90haの畑を所有するに至っています。さらに驚くことに、その畑のほとんどがD.O.C.G.とD.O.C.になります。
すなわちピエモンテ州が認可している主だったワインを全て網羅している生産者と言えるのです


Casa Vinicola Nicolello(カーサ・ヴィニコラ・ニコレッロ)

ニコレッロ 伝統的手法で熟成したネッビオーロの美しさを表現する「ピエモンテの巨匠」

「ニコレッロ」社の歴史は古く、1900年初頭、ワイン造りの伝統が根付いたピエモンテ州のランゲとロエロの丘陵にワイナリーが設立されました。とても勤勉で生真面目、先祖代々ブドウ農家だったニコレッロ社のオーナー、カゼッタ氏はこの地の気候・土壌・ブドウを熟知しており、ワイン造りと自然環境への配慮、ブドウの選別には常に心を砕き、より自然なワインをつくる為に熱心に技術革新と設備投資を続けています。


GAJA(ガヤ)

ジョヴァンニ氏は1859年にワイナリーを創設、2代目の時代には、現当主であるアンジェロ氏の祖母、クロチルド・レイ女史もワイン造りに参加し、徹底して品質にこだわるガヤスタイルのワイン造りの基礎を造り上げました。そして3代目、アンジェロ氏の父にあたるジョヴァンニ氏の代に、現在もガヤのフラッグシップであるキュヴェ、バルバレスコが高い評価を受けたことによってイタリアワイン界のトップとしての地位を確立、同時に「ソリ・サン・ロレンツォ」や「コスタ・ルッシ」などの畑を購入し、ワイナリーを拡大しました。

ROBERTO VOERZIO(ロベルト・ヴォエルツィオ)

独自の栽培理念で、至高のバローロを生み出すワイナリー。

ロベルト・ヴォエルツィオは、1986年、ピエモンテ州ランゲ地方のラ・モッラ村で創業したワイナリー。ワイナリーが位置するのは、バローロDOCGに認定されているラ・モッラ村の中心部。ラ・モッラ村のバローロは香り高く優美で、エレガントな味わいが特徴で、ロベルト・ヴォエルツィオはラ・モッラ村のオールスターとも言える偉大なクリュたちを所有しています。


CONTRATTO(コントラット)

コントラットは創業1867年、イタリアではじめてメトド・クラッシコ製法によるミッレジマート(ミレジム=ヴィンテージ入り)・スプマンテを造ったワイナリーです。20世紀初頭にはイギリスやヨーロッパ各国の王室を顧客に抱え、イタリアの高級スプマンテメーカーとして広く知られていました。

2007年からはピエモンテのスターワイナリーのひとつ、ラ・スピネッタのオーナーにして醸造責任者のジョルジョ・リヴェッティ氏がスプマンテ造りに携わり、2011年には同氏がコントラットのオーナーとなって高品質なスプマンテを生み出し、注目を集めています。


Cascina Chicco(カッシーナ・キッコ)

ピエモンテを代表するワインの生産地は数多くありますが特に近年注目を浴びている生産地のひとつにカッシーナ・キッコ社が畑と醸造所を構えるカナーレという地域があります。アルバの北に位置し、ロエロ・アルネイスなどの上質な白ワインで有名なカナーレ。そしてここ数年の同社の評価にはワイン専門誌においても目を見張る程の高ポイントが付けられています。

Antoniolo(アントニオロ)

1948年設立のガッティナーラの老舗ワイナリー。
バローロやバルバレスコなど、ピエモンテ南部のネッビオーロとは異なり、北西部のガッティナーラのエリアで造られるネッビオーロ(スパンナ)はより繊細でミネラルに富みます。アントニオーロはガッティナーラ全体の品質を上げるという目標のもと、畑を広げることなく質の向上に努力してきました。

SANTERO(サンテロ)

イタリア産のスパークリングワイン生産者として、世界中で大人気の「サンテロ」。
モスカートの栽培エリアの中心的なところにあり、殆どの自社畑と契約農家の畑は、丘陵地の標高の高いところにあります。ブドウに対する徹底したこだわりの姿勢が、サンテロのスパークリングワインがコストパフォーマンスに優れている秘密なのです。日本においてもその人気は非常に高く、3年連続で日本で最も売れているイタリア・スパークリングワイン生産者に選ばれています!

VARRI(ヴァッリ)

ピエモンテで造られたスプマンテ・ヴァッリ。

イタリアを代表する白ワイン「ソアヴェ」のベースとなるガルガネーガ種等を使い醸したスパークリングワインで、イタリアらしいすっきりとして、フルーティな口当たりのよい味わいと滑らかな泡立ちが特徴です。様々なシチュエーションで気取らず楽しめるパーティーワインです。


CONTERNO FANTINO(コンテルノ・ファンティーノ)

クラウディオ・コンテルノとグィード・ファンティーノが1982年に設立したワイナリー。
1987年にはバローロ・ソリ・ジネストラ1982年ヴィンテージがワインスペクテイターの表紙を飾りました。コンテルノ・ファンティーノの哲学は常にぶどう畑の細部にこだわった気配りが根底にあり、バローロ・ソリ・ジネストラ2001年ヴィンテージがワインスペクテイターで99ポイントを獲得することに繋がりました。

Terre Del Barolo(テッレ・デル・バローロ)

1958年12月8日、アルナルド・リヴェラは、生産者組合としてテッレ・デル・バローロを設立しました。

より品質を追求したワイン造りを行なうことを目的としています。具体的な内容のひとつとして、契約している栽培農家のうち、特に優れた畑を持っている数軒と新たな契約を交わしました。農家への報酬を、葡萄の量に対してではなく、畑の面積に対して支払うという内容で、栽培農家は思い切った収量制限を行うことが出来ます。これによりワインの品質をさらに高めることが出来るようになりました。


Tenuta Carretta(テヌータ・カレッタ)

創立550年を超える老舗のワイナリー。
2014年にユネスコ世界遺産に指定された偉大なワイン生産地、ランゲロエーロ地区とモンフェッラート地区に65ヘクタールの畑を所有。更には銘醸地として名高いバローロ村の区画カンヌービの丘に2.6ヘクタールの畑も保有しています。自社畑で栽培されたぶどうのみで生産し、土着のぶどうが持つ個性や良さを引き出すことに情熱を注いでいます。ワンランク上の高品質をお楽しみ頂けます。

LA SPINETTA(ラ・スピネッタ)

80年代後半にリリースしたモスカート・ダスティが、世界中のレストランやワイン評論家から高い評価を得て、ラ・スピネッタ社の名声が広まりました。ジョルジョ・リヴェッティ氏を中心に、妥協を許さないワイン造りへの情熱が、バルベーラ、バルバレスコ、そしてバローロなどの素晴らしいワインを生み出しており、2019年現在、ガンベロロッソにおいてイタリア全土で3番目に多い、38のトレ・ビッキエーリを獲得しています。

ラ・スピネッタ社のワイン造りは、味わいやアロマ、品種の国際化からは一線を画し、出来る限りその土地の伝統に近づき、固有の味わい、個性を目指しています。「私たちの土地、土地が造り出す物の価値に対して確固たる信念をもち、敬意を表し、私たちが栽培するのは、その土地の土着品種、その土地に根付いた品種のみである」という信念のもと、その土地を表現したワインをピエモンテとトスカーナで造り続けています。

リグーリア州

LVNAE(ルナエ)

リグーリア州、ラ・スペツィアに位置し、トスカーナ州とリグーリア州の境にワイナリーと畑を持つルナエ社。
ワインは自然と人類が造りだす産物であるとの考えの下、その土地と、ワイン造りの伝統を反映したワインを製造しています。社長のパオロ・ボゾーニ氏は、収穫から瓶詰めまでの全ての段階で、継続的にまた注意深く仕事をすることで畑で造られるブドウの品質が保たれると考え、土地の力と研究を尊重し、情熱と理性を持ってワイン造りを行っています。

ロンバルディア州

CA’DEL BOSCO(カ・デル・ボスコ)

カ・デル・ボスコ社はフランチャコルタのメッカであるロンバルディア州エルブスコにあります。客人を迎えるべく入口にそびえ立つ金色の巨大な門は、イタリアの有名彫刻家ポモドーロの作品です。フランチャコルタに150ヘクタールものブドウ畑を所有、ブドウ樹齢は平均40年。土壌の特徴別に小さく分けられた区画ごとに収穫されたブドウはワイナリーまで丁寧に運ばれ最新の技術を持って醸造されています。

醸造所内ではマストにストレスを与えないようにポンプは使用せず、自重力のみで液体を移動させる、液体専用の巨大なタンク式エレベーターを設置し、マストを一切空気に触れさせることなく、丁寧なワイン造りが行われています。


Villa (ヴィッラ)

1960年に現当主「ロベルタ・ビアンキ」の父が「モンティチェッリ・ブルッサーティ」の荘園を購入したのが 「ヴィッラ」の始まりです。高価な設備を必要とするフランチャコルタの生産は「ベラヴィスタ」や「カ・デル・ボスコ」のような大手によって引率されてきました。彼等と違い「ヴィッラ」は家族経営。投資の為の出資等は一切受けていないそうです。
「ヴィッラ」の生産量は「ベラヴィスタ」や「カ・デル・ボスコ」の1/10と小規模です。毎年レストランへの直売だけで完売。 2006年に現在の規模に到達しました。これ以上畑を増やないことにして質の向上だけに注力しています。

トレンティーノアルト・アディジェ州

FERRAR(フェッラーリ)

フェッラーリは、北イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州トレントにて1902年創業。

シャンパーニュ地方と故郷トレントの気候、土壌の類似点に着眼し、とくに伝統的製法であるメトド・クラッシコ製法(シャンパン製法)で、トレントでも高品質なスパークリングワインが造れると確信し、シャンパーニュ地方からシャルドネの苗木と共に帰郷しました。ジュリオ・フェッラーリは、イタリアで最初にメトド・クラッシコ製法に取り組んだパイオニアであり、また、イタリアで初めてシャルドネを栽培した人物として知られています。


KALTERN(カルタン)

カルタン社は1906年創業。現在は650名のメンバーで構成される、アルト・アディジェ州で最も重要なワイン生産者協同組合の一つです。総面積470ha以上のぶどう畑を所有しており、アグロノミスト(農学者)とエノログ(醸造学者)の指導のもと、全ての品質基準が厳格に守られています。

ヴェネト州

SEREGO ALIGHIERI(セレーゴ・アリギエーリ)

イタリアの有名な詩人ダンテ・アリギエーリの子孫がこの地に畑を購入したことにはじまり、以来650年以上セレーゴ・アリギェーリ伯爵家は、ヴェローナ地域の文化界にもワイン界にも大きな影響を与え続け、その子孫が畑を代々受け継いできました。現在はマァジの経営のもと、秀逸で個性豊かなワインを造っています。

inama(イナマ)

1965年にジュゼッペ・イナマにより設立。
2代目のステファノが1991年にボトリングを開始、代名詞と言えるソアヴェク ラシコだけでなく、高品質赤ワインの醸造にも注力していま す。現在はステファノの息子たち(マッテオ、アレッシオ、 ルーカ)が中心となり、未来を見据えたプロジェクトへのチャレンジを続けています。

L’arco(ラルコ)

ヴェネトで、誰よりも“神話的生産者”との讃辞にふさわしい、クインタレッリ。

栽培と醸造の両方において、徹底して伝統的。ただし栽培と醸造を学んだ、クインタレッリがそうであるように、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローのフランス系品種にも可能性を見いだし、ルーカなりの醸造で、ルベオという同地としてはユニークな構成のワインを造り出している。

近年、2014年を境にラルコが造るワインの質が著しく上昇し、当主ルーカに「ジュゼッペ・クインタレッリの再来」との過褒までも寄せられ始めている。


MGM Mondo del Vino(MGMモンド・デル・ヴィーノ)

1991年に設立された会社でイタリア北部のピエモンテから南はシチリアまで8つのエリアの生産者や協同組合から品質の高いブドウを直接仕入れ、本社のあるピエモンテ州プリオッカの醸造施設にて最新の技術と設備を用いて、醸造および保管を行っています。

2009年に世界的なコンテストMondus Viniにて最高のワイン生産者「Best European Wine-Producer」を受賞し、その品質と信頼性が高く評価されています。


Monte Tondo(モンテ・トンド)

ここのワイナリーは特別畑として有名なモンテ・トンド、モンテ・テンダ、モンテ・フォスカリーノの素晴らしい場所を所有している。

1979年、創設者であり現当主であるジーノマーニャポスコがここに最初の苗を植えてからこのワイナリーの歴史が始まり、今では彼の長年に渡って培われた経験により、忘れがたい香りや風味のあるワインが生み出されている。
収穫は手作業で行われ、また新しい技術の取り入れにも積極的でワイナリーの改良を試みている。ここで造られるワインのほとんどはソアーヴェだが、その中でもガゼッテフォスカリンは質と価格の点で高い評価を得ている。


Cantine Pirovano(カンティネ・ピローヴァノ)

1910年設立。100年以上の歴史を持つ、家族経営のワイナリー。

今でも受け継がれる信条はただひとつ、「全てのワインが高い品質を備え、全てのワインにテロワールを表現すること」。品質本位の信条を頑なに守り続け、低価格ながらも驚くべきクオリティーのワインを送り出す、目の離せないワイナリー。


Alpha Zeta(アルファ・ゼータ)

アルファ・ゼータは、マスター・オブ・ワインであるデイヴィッド・グリーヴと、ニュージーランド出身の醸造家マット・トムソンが立ち上げたブランドです。

マットが常駐し、多くの仕事をします。畑はすべて条件の良い斜面の畑で、さらに収穫量の制限や遅摘みによる完熟した葡萄の収穫など、栽培も指導します。収穫時には二つのカンティーナの畑から、良い葡萄を選びます。農夫達とは、「品質の高い葡萄を造れば必ず買い取ってもらえる」という信頼関係を築き上げています。ヴァルパンティーナの農協長ルカ・デガーニは、「葡萄を選ばせるということはとても特別なことで、マット・トムソンと私の人間的な関係があるから」と話しています。

フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州

Feudi di Romans(フェウディ・ロンマンス)

フェウディロマンス スロベニア西部からイタリア北東部にかけて流れ、アドリア海に注ぐこの川は同州のシンボル的存在で、歴史・文化の融合としてこの地の見どころの1つです。1950年代、当時ほとんど価値がないと見過ごされていたこのイソンツォ川沿いに目を付けたのが、セベリーノ・ロレンツォ氏でした。「エメラルドの美しさ」と謳われる水流豊かなイソンツォ川、緑豊かな大自然に可能性を見出し、フェウディロマンス社を設立。

クリーンエネルギーなど自然環境へも配慮し、さらなる豊かなブドウ栽培とワイン造りを目指し研究し続けています。

エミリア・ロマーニャ州

MEDICI ERMETE(メディチエルメーテ)

メディチ・エルメーテは、フィレンツェの正統なメディチ家の流れを汲み、何代かに渡りいくつかの結婚を通じて、エミーリア・ロマーニャ州の領主の一人となり、現代ではワイン造りに携わっています。メディチ・エルメーテは、フラッグ・シップのコンチェルトでランブルスコ史上初のガンベロ・ロッソ最高評価を4年連続で獲得、そしてワイナリーとしては、2010年にエミリア・ロマーニャ州最優秀ワイナリー(ヴィニタリー2010)を獲得。
まさに名実ともにNo.1ランブルスコ・メーカーであり、ランブルスコの歴史を変えた造り手です。

 

中部

トスカーナ州

AVIGNONESI(アヴィニョネージ)

14世紀にフランスからやってきたアヴィニョネージ一族を名前の由来に持つワイナリー。醸造所の歴史は古く、イタリア国内でも最古のものの一つに数えられます。

名人として知られるエノロゴ、ジャンパオロ・キエッティーニ氏がコンサルタントを務め、この土地のテロワールを最大限に表現できるブドウから造られるワインは、世界的にも高い評価を得ています。


Barone Ricasoli(バローネ・リカーゾリ)

キアンティ・クラッシコ地区にそびえるブローリオの城を拠点に875年に及ぶ歴史を持つリカーゾリ家。

現在のキアンティワインの基礎を築き上げたのは“鉄の男爵”と呼ばれイタリア共和国の首相も務めた現オーナーの祖先でした。この由緒ある長い歴史の中で、さらなる努力と研究と投資、そして情熱とプライドをかけて2000年同社のフラッグシップワイン「カステッロ・ディ・ブローリオ」をリリースしました。伝統あるキアンティの造り手として、また現代的なテイストのスーパータスカンの造り手として更なる発展が期待されています。


CASTELLO DI AMA(カステッロ・ディ・アマ)

キャンティ・クラシコの頂点を極めた、イタリアワイン会の名門。

キャンティ・クラシコの名門カステッロ・ディ・アマは、独特のスタイルや一貫性、そして故郷への深い愛情に導かれたマルコ・パランティ氏と妻のロレンツァ・セバスティ女史によって世界最高レベルのワイン造りを行っています。現在のオーナー兼醸造家であるマルコ氏は、長年キャンティ・クラシコ協会の会長を務め、キャンティ・クラシコの地位を復活させた、イタリアが誇る名生産者です。


BIONDI SANTI(ビオンディ・サンティ)

イタリア三代銘酒としてバローロやバルバレスコと並び最も高貴なイタリアワインに数えられるブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。北イタリアらしい荘厳で堅牢な印象のバローロやバルバレスコと異なる、繊細かつ優雅な香りと研ぎ澄まされた果実味を備えた美麗な味わいは「イタリアワインの女王」と讃えられ、世界中のワイン愛好家を虜にしています。

その、イタリアワインの女王と称される「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の生みの親として、世界にその名を知られるビオンディ・サンティ。一家に脈々と受け継がれる信念を貫き、現在も唯一無二の個性を放つ長期熟成のポテンシャルを備えた華やかなワインを作り続けています。


Falchini(ファルキーニ)

サン・ジミニャーノ塔の街として有名なトスカーナ中部に現存する美しい中世の都市から1km程離れた所に傑出した品質の高さでこの辺りで最も敬意を払われているワインメーカーの一つファルキーニ社があります。

ファルキーニ社は古くからイタリアを代表する白ワイン、ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノの優れた生産者として有名でしたが、90年代に入ると「パレタイオ」や「カンポラ」といった、いわゆるスーパー・ヴィーノダターヴォラでもその名が知れ渡るようになりました。どのワインも毎年かなり高い評価、得点を国内外で獲得しています。個性的で、力強く滑らかなストラクチャー等からファルキーニ社の畑から瓶詰めまでの丁寧さが伺えます。


Capannelle(カパンネッレ)

カパンネッレはキャンティ・クラシコの南東部に位置する小さな街、ガイオーレ・イン・キャンティやシエナに約20ヘクタール(内16ヘクタールがブドウ畑)を所有し、年間8万本を生産するワイン生産者です。

当時40歳となったローマの実業家ラファエル・ロセッティ氏が1972年にキャンティにある16世紀からの古い農家を買い取ったことにより始まりました。葡萄畑は16haと小規模なブティックワイナリーですが、知名度は抜群です。


VALDICAVA(ヴァルディカヴァ)

ヴァルディカヴァは1953年創業のファミリー企業。現オーナーのヴィンツェンツォ・アブルツェーゼ氏は二代目を担っています。祖父のブラマント・マルティーニ氏はブルネッロ協会の創立メンバーの一人。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノが無名であった頃からブルネッロの発展に寄与してきました。ヴァルディカヴァの名声は2001年ヴィンテージが米国ワイン専門誌ワインスペクテイターで100点満点を獲得したことで確立されました。


POLIZIZNO(ポリツィアーノ)

創業1961年、現オーナーのフェデリコ・カルレッティ氏は二代目を担っています。農学を修めた後、北イタリアのワイン産地での経験を経て1980年にポリツィアーノに入社。

最高品質のぶどうを収穫する目的のために、最適な土壌やミクロクリマを求め、クローンを厳選し、最適な植樹のレイアウトを施し、剪定法を研究しました。醸造には最新技術を導入しながら細心の注意を払い、厳選した熟成樽を使用しています。


Marchesi Bassini (マルケージ・バッシーニ)

「安定した品質を誇る、歴史ある生産者」

トスカーナ州ピサ県ポンテデーラにある生産者です。100年以上にわたる長い経験を活かし、伝統を重んじながら、品質への追求を続け、安定した高品質なワインの生産を行っています。特に低価格帯で幅広いラインアップを持っています。各分野のプロフェッショナルによるチームは、まるでひとつの大きな家族のように結束し、個々の力をワイン造りに反映させています。


Tenute Rossetti(テヌーテ・ロセッティ)

テヌーテ・ロセッティは、トスカーナのチェッレート・グイーディにある、10世紀までさかのぼる非常に古い歴史のある生産者です。

潤沢な量をストックできるキャパシティを持ち、ワインのフィルタリングやスタビリゼーション(安定化)のためにモダンな設備、機材を使い、年間を通じて常に安定した品質レベルを保っています。高い品質を維持するため、ISO9001、IFS、BRCの認証を取得しています。


Vecchie Terre di Montefili(ヴェッキ・テッレ・ディ・モンテフィリ)

1979年、オーナーであるロッカルド・アクティ氏は繊維業界で成功した後にワイン業界へと転身し僅か2hからスタート。彼はサンジョベーゼ100%でキャンティーを作り出した先駆者として知られセラー内は最新の空調設備が整い葡萄栽培もオーガニックで行われており小規模ながら最高のキャンティーを作る生産者として世界中で名声をとどろかせている存在です。

マルケ州

Garofoli(ガロフォリ)

ガロフォリ家がこの地でワイン造りとその販売を始めたのは1871年でした。現オーナーのカルロとジャンフランコ兄弟は四代目としてその歴史と伝統を尊び守りながら、ブドウにプラスとなる最新の技術や設備を導入し更なる発展に努めています。
彼らはこの土地で生まれ、この気候と土壌で育まれてきたこれらの品種をこよなく愛して信じ、素晴らしいワインを作り続けています。

UMANI RONCHI(ウマニ・ロンキ)

素晴らしいワインを数多く生み出す、マルケ州を代表するリーディングワイナリー。
いち早く近代的な畑の管理法やブドウ栽培法、新しいワイン醸造法を取り入れ、ヴェルディッキオやモンテプルチアーノなど土着の品種を使った長期熟成の偉大なワインのみでなく、デイリーに楽しめるコストパーフォーマンスの高いワインにも定評があります。
イタリア中部の東海岸、美しい自然に恵まれたマルケ州のワイナリー、ウマニ・ロンキ社。設立は1955年。
近年ではガンベロロッソ誌を始め、国際的にも評価の高いワイン醸造家、ジュゼッペ・カヴィオラ(Giuseppe Caviola)氏をコンサルタントに迎え、バリック熟成を取り入れた”レ・ブスケ”や”クマロ”、また「スーパー・マルケ」と言われる”ペラゴ”など、優れたワインを生み出しています。

BELISARIO(ベリサリオ)

1971年設立されたベルサリオは、エジーノ川渓谷上流の220ヘクタール以上に及ぶ穀作地で、良質のヴェルディッキオ種を栽培(70%以上がヴェルディッキオ)している。

ベリサリオはどこの田舎にでもある1ワイナリーでしかなかったが若きロベルト・ポテンティーニを醸造家として招いてから世界に輸出できる品質のワインを生み出すまで成長した。ブドウは狭い渓谷南側斜面に南北に走る畝を作り、伝統的な農法で栽培される。そこはミネラル分を豊富に含む肥沃な土地であり、この栽培法と土の成分がヴェルディッキオ種の持つ個性を十二分に引き出し、高い生産性と傑出した品質を生み出している。

ベリサリオでは伝統的な方法と近代技術を駆使することで、良質なワインを造り出している。それぞれのワインに見合ったブドウの管理はもちろん、より高度な品質管理とボトリング工場の拡大のため新しい設備の導入、新たなワインの生産など常に前進し続けている。


Sartarelli(サルタタレッリ)

品質を重視したワイン造りで、ヴェルディッキオ本来の高いポテンシャルを引き出している造り手が、このサルタレッリです。

パトリッツィオ・キアリーニと夫人のドナテッラが経営しています。
義父が1970年に購入した14haの葡萄畑を、1989年に引き継ぎました。
今では50ha以上もの畑を所有していますが、その歴史の中で一度も品質至上主義を崩していない優良生産者であり、品質面でこの地をリードし続けてきたワイナリーです。


VILLA BUCCI(ヴィッラ・ブッチ)

ブッチ家は、マルケ州に約400ヘクタールの土地を所有し、その中にある26ヘクタールのブドウ畑でマルケを代表するワインを生産しています。300年以上、ワイン生産に携わっているブッチ家は広大な所有地でヴェルディッキオとモンテプルチアーノにこだわり、ワイン造りを行ってきました。

大学教授でもあるオーナーのブッチ氏は、ブルゴーニュタイプのワインを造ることを目指し、約25年前からワイン造りをスタート。ワインはセラーで生まれるものではない。ワインは畑から造られるもの。これがオーナーであるアンペリオ・ブッチ氏の信念です。


Velenosi(ヴェレノージ)

「1984年若い二人が、アスコリ ピチェーノでゼロからワイン造りをスタート」  当時アンジェラは20歳、夫のエルコレ は25歳でした。親は跡を継ぐことを望みましたが、自分たちがやりたい仕事で成功したいと考えました。僅か9haの畑で、ロッソ ピチェーノ イル ブレッチャローロ(I251)とファレーリオ(I250)の二種のみでスタートしました。当初は資金も無く、親の援助も得られず、ワイン造りの知識もなく、産地としても無名だったため、今日のような成功を収めるまでには大変な苦労がありました。昼は畑とセラーで働き、夜は懸命にワイン造りの勉強をしました。現在、家族経営のワイナリーとしてはマルケ州で2番目の規模となり、世界48ヶ国に輸出するまでとなりました

Vignedileo(ヴィニェディレオ)

祖父母の代から3世代続く、家族経営のワイン生産者です。1990年に現在のオーナーの父、レオナルド パルパチェッリがイエージの町から15kmほど離れたスタッフォロ村にアジエンダ・アグリコーラ・トレ・カステッリを設立しました。
2000年にレオナルドの息子のエマヌエーレとジャンフィリッポの兄弟が引き継いだ際、亡き父の名前(レオ)を入れた「ヴィニェディレオ」というブランドを立ち上げました。彼らはさらに品質の高いワイン造りを目指し、葡萄の植え替えやセラーの改築を行いました。現状に満足することなく、現在も頑固なほどに品質追求を目指し、努力を続けています。

アブルッツォ

BINOMIO(ビノミオ)

1998年よりクローネ・アフリカと呼ばれる姿を消した筈のモンテプルチアーノのクローンを復興させるべく、アブルッツォの優良生産者とソアヴェの優良生産者イナマがコラボした事で、ワイン業界の話題となり2002年に誕生したブランド、ビノミオ。

ヴァレンティーナとイナマは共に、伝統だけにこだわらず常に品質向上を意識するワイン生産者で、新たな醸造技術に対する積極的な取り組みや有機的な葡萄栽培等、ワイン造りに対する考えを共感できる間柄です。そしてラ・ヴァレンティーナの管理する40haの中に、4haだけに植わっていた絶滅したはずの「クローネ・アフリカ」と呼ばれる、モンテプルチアーノのクローンを復興させるべく手を取り合うようになり、ラ・ヴァレンティーナとは別のブランド「ビノミオ」を立ち上げることとなりました。


Farnese(ファルネーゼ)

ファルネーゼは、1994年に設立されました。ファルネーゼの名前は、16世紀にオーストリアの王女マルゲリータが、ファルネーゼ家の王子と結婚し、この土地でワイン造りを奨励したことに因んでいます。

質の高い葡萄を得るには、専門知識があり情熱を持った小規模農家と長期契約を結んで葡萄を買うことが、広い自家畑を所有し、多くの季節労働者を雇うより良いと考えています。農家とは5年単位で契約。量で買うのでなく、良い畑をha単位で買い取ります。


Barone Cornacchia(バローネ・コルナッキア)

バローネ・コルナッキア社はアブルッツォ州北部テーラモ県のトラーノヌオーヴォで16世紀末から代々ワイン造りを行う歴史ある生産者で、テーラモで最も古いワイナリーの一つです。バローネ・コルナッキア社は、この地方のワインが日本で普及するためのリーダー的存在であったと言っても過言ではないと思います。その伝統的なスタイルを踏襲した彼らのワインは、数多くのワインガイドでこのエリアの優良生産者の筆頭として紹介されています。

バローネ・コルナッキア社が所有する畑は全てモンテプルチャーノ ダブルッツォ コッリーネ テラマーネD.O.C.G.に指定された区域に入っています。アブルッツオ州全体からD.O.C.G.に認定されたエリアは、北部の丘陵地のみ。このことからもコルナッキア家の所有する畑がとても良いことが分かります。

 

南部

カンパーニア州

FEUDI DI SAN GREGORIO(フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ)

カンパーニア州イルピーニアにて、1986年創業。

フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社は南イタリアにおいて、最新テクノロジーと研究を駆使した現代的なワインの醸造と古代からのブドウ造りの伝統を組み合わせ、カンパーニアの象徴的なワイン文化の復興を果たした生産者。歴史と伝統を守りながら、ワインに関わる全てのポテンシャルを追求し、南イタリアの土着品種の評価を更に高め、後世に伝えていくことがモットーです。


San Salvatore 1988(サン・サルヴァトーレ)

最高醸造責任者はリカルド・コタレッラ氏、そして醸造責任者であり畑の管理者はダリオ氏。

その卓越した製造方法は、昨年の初リリースで瞬く間に高い評価を受け、現在イタリアで脚光を浴びているワイナリーの1社である。
また、ブドウ畑の他に桃栽培やオリーブオイルを生産している。オーナーはワインと食への関心が高く、ワイナリー内に料理教室のキッチン施設を設けるなど、料理教室やワインセミナーを行なっている。

プーリア州

Poggio Le Volpi(ポッジョ・レ・ヴォルピ)

1970年代にアルマンド・メルジェにより創立された会社ですが、その息子フェリーチェが1990年代初頭に国内外の最も興味深いブドウを深く研究した後、革新的設備を導入し、ポッジョ・レ・ヴォルピブランドを立ち上げました。

最新のテクノロジーを完備したセラーでは、名醸造家として知られるリッカルド コッタレラ氏の助言を得ながら圧倒的にコストパフォーマンスの高いワインを生みだしています。


TORMARESCA(トルマレスカ)

アンティノリは遥か14世紀よりワイン史に足跡を残す、トスカーナ州の偉大なワインメーカー。

その歴史は1385年まで遡り、創業時より家族経営を貫き、現在、26代目当主であるピエロ・アンティノリ侯爵と3人の愛娘がファミリーの想いを受け継ぎ、ワインビジネスを展開しています。アンティノリが名門と言われる所以となったフラッグシップワイン、「ティニャネロ」と「ソライア」はイタリアワインの歴史を変えた、スーパータスカンの先駆けとして広く知られています。


GIANFRANCO FINO(ジャンフランコ・フィノ)

ジャンフランコ・フィノはプーリアのターラントで2004年よりワイン造りを始めた生産者です。2004年以前はイタリアの食文化に多大な影響を与えた「神様」ルイジ・ヴェロネッリの片腕として、ヴェロネッリのオリーブオイルガイド作成をコーディネートし、そのテイスティング能力を買われ全国のオリーブオイルの試飲を請け負うなど、オリーブオイルの専門家として活動していました。

Rocca dei Mori(ロッカ・ディ・モリ)

D.O.C.コペルティーノの中の、モンテローニ・ディ・レッチェにある全くの家族経営の生産者です。現在、兄が社長、弟がエノロゴで、この二人を中心に7名のスタッフで運営しています。
その年の作柄によって、造るアイテムを変えています。良いヴィンテージにしか上のクラスのワインは造りません。契約農家からは、単に葡萄を買うというより土地を借りて葡萄を造ってもらうというイメージで、1kg幾らではなく、1ha幾らという単位で買い取っています。葡萄は1本の枝に2~3房しか付けません。収穫は、夜中か早朝に100%手摘みで行い、良い葡萄のみ箱に入れます。

Varvaglione(ヴァルヴァリオーネ)

ヴァルヴァリオーネはターラントで1921年に創業した家族経営のワイナリーです。イオニア海に面したターラント湾近郊で、樹齢50年以上を含む葡萄樹を伝統的なアルベレッロで仕立てています。現在は4代目のマルツィア氏を中心に、プーリアのテロワールを世に知らしめる世界的なワイナリーへと発展を続けています。

古木のプリミティーヴォを中心に気品あるワインを醸します。世界的なトレンドでもあるアルコールを抑えた12.5シリーズ。現教皇が選出されたコンクラーベでヴァチカン王国へ贈られたパパーレ・シリーズ。2020年には初めてのトレビッキエーリをロゼで獲得するなど、話題にも富んだ作り手です。

バジリカータ州

RE MANFREDI(レ・マンフレディ)

レ・マンフレディ社は旧テッレ・デッリ・ズヴェーヴィ社から2012年に改名しました。新ワイナリー名であり、ワインの名前にもなっている「レ・マンフレディ(マンフレディ王)」は神聖ローマ帝国領土内のシチリア王国、フェデリーコ2世の息子の名前です。

バジリカータ州唯一のD.O.C.ワイン、アリアニコ・デル・ヴルトゥレ及び、地元で新たに開発されたその他のワインを向上させることを使命とし、国内、国際市場において、これらのワインの普及と知名度の向上に貢献することを目標として活動しています。南部のバローロといわれる、力強い芳醇な味わいを生むアリアニコ・ワインは、今、世界中で高い評価を得始めています。

シチリア州

MORGANTE(モルガンテ)

モルガンテ・ワイナリーは、美しい田舎町グロッテの南に位置するアグリジェントという硫黄山で有名な土地に誕生しました。

彼らは五世代以上続くぶどう栽培農家でしたが、1989年、アントニオ・モルガンテは彼の息子であるカルメロとジョヴァンニの支えを得て、蓄積された知識を生かして家族の夢を実現させるプロジェクトを始めたのです。
今までモルガンテ一家が栽培してきたネロ・ダヴォラ(シチリアにおける唯一重要な赤ぶどうの土着品種)で最高評価を得よう、という強い思いからのことでした。さらに、1997年にリカルド・コタレッラがエノロゴとしてワイナリーに加わったことで、モルガンテのぶどう栽培経験と醸造技術は格段に向上しました。

Firriato(フェッリアート)

日常のワインから偉大なワインまで、常に安定した品質で、イタリア国内はもとより世界各国で高い評価を受けている注目ワイナリー。
品質、生産量、信頼性でも、国際的重要性もあるブランドを持つワイナリーで、シチリアの大地、その土地から生産される農作物を愛してやまないサルヴァトーレとヴィンツィア ディ ガエターノ夫妻が1980年代半ばから献身と先見の明を持って築き上げてきました。
そして環境を配慮、尊重して、それぞれのワインに細かく明確なアイデンティティーを与え、テロワールとブドウ品種の真の表現を実践しています。

Cantina Cellaro(カンティーナ・チェラーロ)

カンティーナ・チェラーロは1969年にシチリア島、サンブーカ・ディ・シチリアに設立されたワイン生産者組合で、1972年がファースト・ヴィンテージです。現在、この生産者組合には約1,000人の栽培農家が所属しており、毎年平均して15,000トンのブドウを収穫しています。
風通しや日照面で非常に恵まれたサンブーカの気象条件の下、農薬をほとんど使用せずワインが造られています。1980年に新しいワイナリーを建設しこれを機会にマーケティング部門を設立し、ラベル、商品開発から製造、出荷、品質管理、アフターサービスに至るまでの全てを自社で行う事としました。又、この年を契機として海外進出を開始し、現在では28ヶ国にワインを輸出しています。

サルデーニャ州

PALA(パーラ)

1950年サルヴァトーレ・パーラ氏によって南サルデーニャのセルディアーナで創業されました。
セルディアーナでその高い実力とコストパフォーマンスを毎年のように高く評価される家族経営の造り手です。創業当初は生産者と同じくワインを北イタリアに売っていましたが、1990年に息子のエンリコ氏とマリオ氏に事業が引き継がれてからは
全てのブドウ樹をサルディーニャの地ブドウ品種に植え替え、最新鋭の設備を備えワイナリーの改良も行いました。
今では数々の賞を受けるなど注目の存在となっています。